在宅介護が疲れる理由を実体験を元に解説しました。

在宅介護が疲れる理由

嫌だけど在宅介護しています。
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なぜ介護は疲れるのか?

私は、母親を自分一人で見ています。
もちろん、デイサービスや施設に短期入所で預ける事はしていますが、家にいる時は、私一人で見ています。
基本的に、うちの母親は家にいる時は、リハビリはしようとしません。素人とリハビリをやるのは嫌だとか言って、やろうとはしないわけです。
私が母親にする仕事はご飯を持っていく事と、洗濯をする事、トイレに連れて行き、ズボンの上げ下げをする事です。
これって、よく考えてみると、ハードな仕事ではありませんよね。
しかし、介護をしていると疲労感がすごい事になるんです。その理由をいくつか考えてみました。

介護は終わりが見えない

子育てと介護の決定的な違いは先が見えるか見えないか?の違いではないかと思います。
子育てであれば大きくなって来れば、親の手を離れますし、最終的には就職して自分で働いてくれます。
もちろん、引きこもりなどの例外はありますが、基本的には親の手を離れて行きますし、独立して行ってくれます。
しかし、介護の場合はそうは行きません。
下手をすると、この先、30年間は介護生活が待っているとか、そういう事もあるのです。介護生活においては、10年介護したとか、ざらにあるわけです。
基本的にいつ終わるかも分かりませんし、負荷も中々減りません。私の例なのですが、介護が始まり3年が経過しても負荷は一切変わりませんでした。
むしろ、負荷が最初に比べると増えている現状があります。最初のうちは、薬を飲むのは自分でやってくれていました。
しかし、3年たった今は、薬も私が入れてあげなければいけないくなりました。
理由に関しては、施設は入れてくれるから、入れて欲しいと言う事です。
リハビリのつもりで薬を口に中に入れるのは、自分でやって欲しいと言ったのですが、騒いでしまって結局、私が入れなければならなくなりました。
あと、薬を落とすなどの問題もあったので、私が入れるのがいいと言う事になった事情もあります。
しかし、母親がご飯を食べている間は、私もご飯を食べるか休むか、仕事をしているか、何かをしなければいけません。
しかし、食べ始めて10分後位に呼ばれるため、結局、やっている事をすぐに中断しなければいけませんし、それだけでも疲れるのです。
このちょっとした事でもストレスが溜まりますし、在宅介護が3年を超えても一向に負荷が減らないので、それを考えると、どんどん嫌になってくるんです。
自分の3年間を振り返った時に、何も変わっていないし、治る感じもありません。確かに、足などは少し動くようにはなりましたが、歩けるには、これから10年は掛かりそうな感じもしますし、そうすると10年間は自分を犠牲にしなければいけません。
つまり、介護が疲れる理由の第一位は先が見えない恐怖でもあるのではないでしょうか?これが疲労感に結び付けて脳内を駆け巡り疲れてしまうわけです。介護によって自由を奪われているわけですから、それが疲労感と結びつく場合が多いと言えるでしょう。

介護の体力的な疲れ

介護には、体力的に疲れる場合もあります。
というのは、別の記事でも書いたのですが、市民不足になりやすい事実があるんです。これに、ついては別の項目で詳しく書きましたので、ここでは簡単に説明しますと、夜、起こされてまうと全然眠れなくて、睡眠不足に苦しむと言う事です。
この睡眠不足が体力の回復の妨げとなり生活の苦しさを生むわけです。その他にも、おむつを付けるときなどに、介護する人を持ち上げる必要があったりする場合も多々あるのです。
こうした体力的な疲れが原因で苦しんでいる人もいることでしょう。

一人介護になっている

あと、在宅介護では、一人で介護しなければいけない場合も多いです。あと、介護にいたっては一人に押し付けられることも少なくありません。
押し付けられた人は、兄弟がいたとしても一人でやらなければいけません。
さらに、介護を一人でやったからと言って、見返りは一切ないと考えた方がよいでしょう。確かに、介護をしたことで、親の遺産を受け取れる場合もあるようですが、多くの場合で、一人だけが犠牲になっている場合が多いです。実際に私も頼める人は他にはいませんし、結局は、一人で介護しなければいけない状態です。
この変わりがいないと言うのは、プレッシャーもありますし、母親を家において買い物に行く時であっても、突然、電話がかかってきて母親に呼び出されたりしますし、トイレに行きたいと電話が掛かってきたりもします。
そうなってくると、おちおち買い物にもいけませんし、家から離れられなくなります。
こうした状況も疲れに直結していきます。さらに、介護される側も一人しかいない私に文句を言ったり罵声を浴びせたりすることもあるわけです。
私は実際に介護している母親に「お前はどこに行ってもダメだ」と言われた事があります。
どこに行っても、ダメなのであれば、さっさと自分は施設に行き、私は別の所でやればいいのではないかと思います。
しかし、母親の考えでは「どうせ、どこに行ってもダメなんだから、他の所に行ってもダメ、それだったらここでダメな奴をやっていればいい」みたいな感じのようで、施設に入ろうとはしません。
そうした人間関係の事もあったりして、疲労感はつのるわけです。よく、介護は一人でやらずに、周りの人をどんどん巻き込みましょう。
書いてあったりするサイトもありますが、実際問題として、巻き込もうとしてもお金を要求されたり、理由を付けて逃げられてしまうのが関の山です。
やはり、多くの人が介護という物はやりたくないもので、血のつながった親子であっても介護はしたくないと言うのが本音なのでしょう。
介護疲れと言うのは、残念ながら介護が続く限り続くと思いますし、ここで疲れがピークに達した時には、事件が起きたりしてしまうわけです。
もちろん、最悪の事件が起きたりもしますので、介護疲れの難しさはあるのでしょう。
まあ、介護疲れから卒業するには、施設に預けたりするしかないのではないかと思います。
特に、一人でやっている介護の場合であればなおさらでしょう。

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